日本の防衛白書、ウクライナ情勢について項目を設ける

2022年の防衛白書では、ロシアによる特殊軍事作戦を受けて新たに章が設けられた。白書では国際社会として決して許すべきでないと強調している。また台湾情勢について、国際社会の安定に重要であり、一層の緊張感を持って動向を注視するとしている。NHKが報じた
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22日の閣議で報告された防衛白書にはロシアによる特殊軍事作戦の項目が新たに設けられた。これを容認すれば、ほかの地域でも一方的な現状変更が認められるという誤解を与えかねず、国際社会として決して許すべきでないと強調し、重大な懸念を持って注視するとしている。
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今回の作戦について、ウクライナの主権と領土の一体性を侵害し、武力の行使を禁ずる国際法と国連憲章の違反であり、力による一方的な現状変更は、欧州のみならずアジアを含む国際秩序の根幹を揺るがすものだと指摘している。
また、今回の作戦を通じ、ロシアが大きな損害を被っており、今後の中長期的な国力の低下や、周辺地域との軍事バランスの変化が生じる可能性があると指摘している。そのうえで、米国への対抗などの安全保障面で、中国との関係をさらに深める可能性があると分析している。
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