口に嵌まった缶詰めが4日間、取れなかった白熊がようやく救助 ロシア

ロシアのクラスノヤルスク地方で、口にくわえたブリキ缶に舌を挟まれ、4日間も飲まず食わずだった白クマが救助された。
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このクマは、クラスノヤルスク地方のディクソン村に姿を現したため、前日に救助の ためにモスクワ動物園の獣医長が現場入りしていた。
捕獲のために専用の輸送用ケージと50キロの魚が用意された。地元住民らは、このク マは4日間何も飲まず食わずだったため、極度にやつれ、体調もよくなかったと話して いた。
ロシア全土の市民が白クマの救助の模様を固唾をのんで見守った。そしてクマはとう とう救助された。
「間に合った。もう大丈夫、缶は白クマの口から取り除かれました」.ロシア連邦消費 者権利保護・福祉監督庁のスヴェトラーナ・ラジオーノヴナ長官はこう書いている。
白クマは体重80〜90キロの若い雌であることがわかった。白クマは数日間の観察で必要 なケアを受けた後、エサ用の魚とともに自然界に放される。このクマは今後も経過観 察が行われ、健康状態が見守られる。
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