情報筋によると、軍事基地方向にロケット弾3発が発射されたという。
イラク政府は20日、トルコ軍により同国北部のザーホーが砲撃されたことを受け、イラクの駐トルコ代理大使を召喚することを決定した。クルディスタン民主党の情報によると、20日の砲撃により9人が死亡し、33人が負傷した。イラク外務省は、国連安全保障理事会に苦情を申し立て、トルコ大使を召還しこの攻撃を非難するよう指示された。イラク中央当局は、トルコによる攻撃を繰り返さないようクルド人自治区と連携する意向。一方、トルコのチャヴシュオール外相は、トルコはイラクの陣地に対していかなる攻撃も行っていないと述べた。
トルコとクルディスタン労働者党(PKK)の衝突は1984年に始まり、この衝突は2015年に再開した。イラク北部にはPKKが展開しており、PKKを対象にトルコ軍は空軍、及び陸軍による作戦を展開している。イラク北部ニーナワー州ににおけるトルコ軍の駐留は、イラク政府とトルコ政府の間で長い間争点となっており、トルコ政府はトルコで活動が禁止されているPKKと戦う必要性をもって駐留を正当化している。
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