中東から欧州への原油輸出量、90%増=ブルームバーグ

ロシア産原油に対する欧州の禁輸措置を背景に、欧州では中東産原油の輸入量が増加している。中でもサウジアラビアやイラクなどからの輸入が大半を占めている。ブルームバーグが伝えた。
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ブルームバーグによると、7月の3週間でSUMEDパイプライン経由の中東から欧州向け原油輸出量は100万バレル/日を上回り、スエズ運河経由では120万バレル/日に上る。
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これにより中東から欧州向け原油輸出量は計220万バレル/日を達成。今年1月と比較して90%の伸びとなった。
スプートニク通信はこれより前、欧州の米国産原油輸入量が6年ぶりにアジアを追い抜いたことを伝えた。
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