MBC南日本放送によると、桜島では18日から山体膨張を示す地殻変動が観測されていた。その後の22日から23日にかけては噴火が3回発生したものの、膨張は解消されなかった。
気象庁は24日午後20時50分、噴火警報レベルを最高の5に引き上げた。これは居住地地域 で火山活動を厳重に警戒することを求めるもの。現在のところ、被害の情報は入っていない。
桜島で爆発的な噴火が発生したのを受けて、岸田文雄首相は、情報の収集と分析、登山者や住民の避難などを含むあらゆる手段を講じるよう指示を出した。日本政府は午後8時50分に官邸対策室を設置し、情報収集を急いでいる。