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先史時代の巨大な捕食動物は第三の眼を持っていた

カナダの研究チームが、同国西部ブリティッシュコロンビア州で、カンブリア紀最大の地球の捕食動物アノマロカリスの一種の脳の痕跡を発見した。調査の結果、3つの眼を持っていたことがわかった。カナダのトロントにあるロイヤル・オンタリオ博物館が15日、発表した。
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現代のほぼすべての種類の動物、および植物や菌類の祖先は、約5億5000万〜5億1000万年前のいわゆる「カンブリア爆発」の時代に出現した。その時代に、地球最初の大型捕食動物アノマロカリスが現れた。そのいくつかの種は、体長2メートルに達した。
古生物学者たちは最近、アノマロカリスの最小種の1つ、スタンレイカリス・ヒーペクス(Stanleycaris hirpex)の保存状態良好の数十の化石を発見した。化石には、神経系の複数の部分の痕跡が残っていた。研究チームは、スタンレイカリス・ヒーペクスには眼が3つあり、そのうち2つは胴体の側面に、3つ目は頭頂部にあったことを明らかにした。
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胴体側面の2つの眼は海底で獲物を探すことを可能にし、3つ目の眼はより大きな相手の攻撃から身を守るのに役立ったと考えられている。
ロイヤル・オンタリオ博物館の学芸員は、次のように語っている。
「この生き物に巨大な第三の眼が存在することは、われわれにとって極めて予想外の発見だった。これはカンブリア紀の海の生物が、われわれがこれまで考えていたよりもさらに奇妙だったことを物語っている。またこれは、最古の節足動物が非常に多様な視覚器官を持っていたことを示している」
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