インドネシア大統領 日本産食品の輸入規制をすべて撤廃

27日、インドネシアのジョコ大統領と会談した日本の岸田文雄首相は、ジョコ大統領から2011年の福島第一原発の事故を受けた日本産食品に対する輸入規制をすべて撤廃したとの説明があったと明らかにした。日本経済新聞が報じている。
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この説明を受けた岸田首相は、「被災地の皆さんを勇気づけるもので、歓迎する」と述べたという。またジョコ大統領は、インドネシア産のマグロやパイナップルなどに日本が課す関税の軽減・撤廃を日本側に要望した。
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両首脳はこの会談で、11月にインドネシアで開催されるG20首脳会議に向けて緊密に連携していくことを確認した。G20で議長国を務めるインドネシアは、ウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領に対し、同首脳会議への出席を呼びかけている。
会談で岸田首相は、インドネシアに水力発電所を建設する計画をめぐり、約436億円の円借款を行う考えをジョコ大統領に伝えた。
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