中国軍の無人機 単独で宮古海峡の上空を通過、台湾に接近

25日、中国軍の偵察・攻撃型無人機「TB001」が沖縄本島と宮古島の間(宮古海峡)の上空を通過し、太平洋に進出した。中国軍の無人機が太平洋まで有人機を伴わずに飛行するのは初めて。ジャパンタイムズが報じている。
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宮古海峡は、中国海軍が東シナ海から太平洋に航行できる数少ないルートの一つであるため、非常に重要な意味を持つ。
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同紙によると、「TB001」は25日に飛行。同機は最大航続距離が6000キロで、ミサイルや誘導爆弾を搭載できるという。日本側によると、今回の飛行による日本の領空侵犯はなかった。同機を監視するため、日本の航空自衛隊の戦闘機が緊急発進して対応した。
TB001は宮古海峡を通過し、今週、台湾で行われている大規模軍事演習「漢光演習」が行われている台湾東岸に接近した。
同紙によると、中国軍はこれまでにもTB001を含む無人機を日本の沖縄県周辺で飛行させていたが、いずれの場合も有人機を伴っていたという。
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