ラセール氏によると、2月24日以来、EUはモスクワにロシア産ガスへの「依存」を終わらせると繰り返し警告してきたが、多くの国の抵抗に直面し、この決定の経済的および社会的影響を恐れ、その言葉を行動に移さなかった。その結果、モスクワを禁輸措置で脅迫した欧州諸国はトラブルに巻き込まれたという。
ラセール氏によると、今、欧州諸国は危険が迫っている状態に生きなければならない。
また、ラセール氏は、ガスの価格の急激な上昇が輸出の減少を大部分補うため、ロシアにとってはガス供給の減少の財政的影響がないと指摘した。価格の上昇により、ガス供給の収入は2倍になると期待されている。
先にEU加盟国は、2022年8月1日から2023年3月31日までガス需要を過去5年間の平均使用量と比べて15%削減することで合意した。なお、EU加盟国はガスの需要を減らすための手段を独自に選択することができる。
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