日本政府「情報収集・分析と警戒監視に全力」 金正恩の核抑止力発言を巡り

日本の磯﨑仁彦官房副長官は28日、北朝鮮の金正恩総書記が核戦争を抑止する兵器を速やかに使用できると表明したことについて、「必要な情報収集・分析および警戒監視に全力をあげていくとともに、日米・日米韓で緊密に連携していきたい」と述べた。
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金正恩総書記は朝鮮戦争休戦69年の記念日にあたる27日、「現在、我々の軍事力はあらゆる危機に対応する用意が完全にできており、わが国の核抑止力は自らの使命を遂行するための絶対的な能力を正確、精密、迅速に行使する用意が完全にできている」と表明した。
磯﨑氏は「北朝鮮の動向については、軍事動向を含め、平素から重大な関心を持って、情報収集分析に努めている」と強調した。
北朝鮮 11日も放射砲発射 2日連続
また磯﨑氏は「北朝鮮による核・ミサイル開発は、我が国及び国際社会の平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない」と語った。
これより前、韓国の尹錫悦大統領は、北朝鮮当局がいつでも核実験を実施する準備ができており、必要なのは指導者の決定だけだと表明した。
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