呉報道官は次のように述べている。
「中国軍船の島周辺の海域における動きは完全に合法なもので、日本にはこれに関する無責任な声明を出す権利はない。海上での不測の事態を避けるため、日本が挑発行為をやめ、意見の不一致を対話の道で解決し始めるよう求める」
日本の林芳正外相は7月始め、中国公船による尖閣諸島周辺の領海侵入に対し、外交ルートを通じて抗議していた。抗議は今年に入って15回目。産経新聞によると、27日時点で尖閣周辺で中国当局の船が103日連続で確認されているという。
一方、中国外務省は同日、韓国に対して、弾道ミサイル迎撃システム「THAADミサイル」を追加配備しないという文在寅前大統領の決定に言及。対北朝鮮などで米国と軍事協力を強める韓国をけん制した。
関連ニュース