「ロシアのガス禁輸は不可能」=オーストリア首相

オーストリアのカール・ネーハマー首相は28日、ウクライナ情勢をめぐる対露制裁は欧州連合(EU)が考えていたほど、即効性がなく、時間がかかるとの見解を示した。ウィーンで行われたハンガリーのビクトル・オルバーン首相との会談後の記者会見で明らかにした。
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ネーハマー首相は次のように述べている。

「オーストリアの立場としては、ガスの禁輸措置は不可能だ。それはオーストリアがロシアのガスに依存しているからというだけでなく、ドイツの産業もロシアガスに頼っているからだ。もし、ドイツ経済が安定性を失うと、オーストリアも転ぶことになる」

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一方、ロシア産エネルギーへの依存度が高く当初から禁輸措置に強く反対してきたハンガリーのオルバーン首相は、「ロシアからのガス禁輸反対において、ブダペスト(ハンガリー)は1人ではない」と強調した。
EU加盟国はこのごろ、2022年8月1日から2023年3月31日までガス需要を過去5年間の平均使用量と比べて15%削減することで合意していた。
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