ネーハマー首相は次のように述べている。
「オーストリアの立場としては、ガスの禁輸措置は不可能だ。それはオーストリアがロシアのガスに依存しているからというだけでなく、ドイツの産業もロシアガスに頼っているからだ。もし、ドイツ経済が安定性を失うと、オーストリアも転ぶことになる」
一方、ロシア産エネルギーへの依存度が高く当初から禁輸措置に強く反対してきたハンガリーのオルバーン首相は、「ロシアからのガス禁輸反対において、ブダペスト(ハンガリー)は1人ではない」と強調した。
EU加盟国はこのごろ、2022年8月1日から2023年3月31日までガス需要を過去5年間の平均使用量と比べて15%削減することで合意していた。
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