ガルージン氏は番組で、日本側の抗議を「根拠薄弱で無意味」と一蹴。日本側の抗議に根拠はないのは「クリル諸島が第2次世界対戦の結果として法律的根拠に基づいてソ連、ロシア領になったからだ」と述べ、クリル諸島のロシアの主権に疑いはないという従来の立場を強調した。また、日本側の抗議によって「ロシアのプランは変わらない」とした。
一方、演習は第3国を標的としたものではないとして、「日本が心配する根拠は何もない」とした。
ロシア国防省は26日、大規模軍事演習「ボストーク2022」が8月30日から9月5日まで行われ、その一部は南クリル諸島で実施されると発表。これを受け日本政府はロシアに対し、南クリル諸島での演習実施を断念するよう要求した。
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