TVチャンネル「Azteca」の報道によると、中に閉じ込められた人々が酸素不足のために車体上部を壊し始めたため、地元の住民が救助を行った。
メディアによると、ホンジュラスとエルサルバドル、グアテマラ、ベネズエラ、ハイチから来た不法移民のほとんどが現場から姿を消している。現場に到着した法務官と移民局の代表者が93人を救助し、そのうち12人が入院となった。
医療関係者は記者団に対し、移民の一部は意識がなく、脱水症と高血圧、その他の合併症を発症していたと語った。搬送された患者の中には、4メートルの高さから飛び降り、足を骨折した人もいたという。
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、この悲劇は中米とメキシコの人々の貧困と絶望、人身売買、そして米国とメキシコの国境が管理されていないことに関連していると指摘した。
6月末、テキサス州で廃棄されたトレーラーで51人が窒息死するという事件が発生している。