ニューヨーク州当局は、28日にもサル痘の感染数増加により「公衆衛生上の差し迫った脅威」を宣言したと報じられた。
ホークル知事は、自身のツイッターにて「サル痘の感染対策に対する継続的な取り組みを強化するため、州に緊急体制を宣言する」と発表。「この行政命令は、我々がより迅速に対応することを可能にし、医療従事者に対しては、より多くのニューヨーカーにワクチンを接種するための追加措置を採択する機会を与える」と記した。
同知事は「米国内のサル痘感染者の約4人に1人はニューヨーク州で確認されている」と付け加えた。
米疾病対策センター(CDC)の最新データによると、米国内で確認されたサル痘感染者は5189人で、そのうち1345人がニューヨーク在住。
WHO(世界保健機構)のテドロス事務局長は先週、サル痘を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」と認めている。
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