ブリンケン米国務長官 ロシアを「テロ支援国家」と宣言することを望まず=米紙NYT

アンソニー・ブリンケン米国務長官は、ロシアが「テロ支援国家」であると宣言することを望んでいない。もしそうすれば、ロシアとビジネスを行っている米国の同盟国に制裁を課さざるを得なくなるためだ。米紙「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」が報じている。
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同紙の記事によると、米国の上院はこの宣言を行うという方針を全会一致で支持しており、ナンシー・ペロシ下院議長も賛同しているという。
ブリンケン氏は、そのような動きをすれば、ロシア政府との外交関係を最小限のレベ ルでも維持することが難しくなると考えているという。
これよりも前、ロシアを「テロ支援国家」に認定する法案が米下院に提出された。
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米政府は、ジョー・バイデン米大統領がロシアを「テロ支援国家」と認定することに同意したかどうかという質問には回答を避けた。
ロシア政府は、この報道を極めて否定的に受け止めている。
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