同誌では、これら船舶数の拡大により、現在中国が能力を強化する中で、米国は「世界の優位性」を維持することができると指摘。現在、中国は355隻を保有している。さらに米海軍は2045年までに空母12艦、水上艦96隻、潜水艦66隻を就役させる予定。現在の米海軍の保有数は300隻。
同誌は「2015年に冷戦後最小の275隻まで縮小して以来、この20年で最大保有数となる」と伝えている。
米海軍はこれより前、ホイッドビー・アイランド級ドック型揚陸艦をリタイアさせた。同艦は1985年2月に就役、同タイプ揚陸艦の基礎を築いた。
また米海軍が2023年に戦闘任務から外し、退役となる軍艦24隻のリストを発表したことも報道された。
内容は、古くからある攻撃型潜水艦「ロサンゼルス」2隻、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦4隻など。またコスト高で低効率として、就役間もないフリーダム級戦闘艦9隻もリストに加えられた。
さらに、近代化が効果なしと判断されたヴィックスバーグ級巡洋艦、ホイッドビー・アイランド級揚陸艦4隻、モントフォード・ポイント級遠征移送ドック2隻、給油艦T2タンカー2隻がリタイア対象となった。
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