環球時報によると、中国は「下院議長による危険な動き」に備えて準備をしている可能性があり、これに関連して「中国の軍事パトロール、レーダー、また演習に参加している部隊は今後数日間、高度警戒態勢」を取らなければなならない。なお、ペロシ氏が乗った航空機に現実的な問題が発生した場合には、中国本土の空港に着陸することが提案されるが、「航空機が中国の台湾から離れていることが条件」になるという。台湾メディアは消息筋を引用し、「台湾当局の関連官庁は、ペロシ氏の訪問に向けて準備を行っている」と報じている。消息筋によると、台湾がペロシ氏の訪問先の1つとして発表されなかったのは「必ずしも訪問計画がないからではなく、むしろ安全上の理由による」ため、「まだチャンスはある」という。ペロシ氏率いる議員団は1日、アジア歴訪に出発した。シンガポール、マレーシア、韓国、日本を訪問する。ペロシ氏の公式サイトの発表によると、台湾は訪問先に入っていない。関連記事