世界の核弾頭保有数のピークは「冷戦時代」の1986年の7万300個で、それ以来減少傾向にあるが、報告書では、核弾頭総数はそれでも依然として高い水準にあると指摘されている。
世界の核弾頭のおよそ9割はロシアとアメリカに集中しており、その2ヶ国がそれぞれ5000個以上を保有している。他のどの国も、国家安全保障のために数百を超える核弾頭に必要性を見出していないことが報告書では示されている。
展開済み、倉庫保管中、廃棄予定の核弾頭を数えると、9ヶ国の保有数は次のようになる：
ロシア5977個
米国5428個
中国350個
フランス290個
英国225個
パキスタン165個
インド160個
イスラエル90個
北朝鮮20個
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