米国太平洋軍司令部の報道官はリアノーボスチ通信からの取材に以下の軍艦の配備を確証した。
空母ロナルド・レーガン(CVN-76)の攻撃船団
ミサイル駆逐艦ヒギンズ(DDG 76)
(CG54)ミサイル巡洋艦アンティータム(CG54)
(CG 62)ミサイル巡洋艦チャンセラーズビル (CG 62)
空母ロナルド・レーガン(CVN-76)の攻撃船団 【アーカイブ写真】
© AFP 2023 / Kim Jae-Hwan
この攻撃船団を上空から戦闘機F-15がカバー。軍艦は南シナ海、フィリピン海で巡回警備を行っている。
対抗する中国
中国人民解放軍は南東方面の軍備を増強し、8月4日から7日、台湾周辺の6か所の水域で大規模な軍事演習の実施を宣言している。台湾沿岸から125キロ離れた龍田(ルンチャン)空軍基地では戦闘機 J-11 と J-16、およびロシアから購入したSu-27が確認されている。
また旧式戦闘機で無人機に転換されたJ-6も配備された。無人機に転換したJ-6は敵の対空防衛システムの注意をそらし、電子攻撃の手段ないしは神風ドローンとして用いることができる。
ペロシ米下院議長は2日夜、台湾に到着し、翌3日朝、蔡英文総統と会談した。 米国下院議長の台湾訪問は1997年以来初めて。
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