森林保護当局によると、山火事は6月30日に発生。原因は落雷とみられるという。5日までに火の手は「ユグド=ヴァ国立公園」の約50ヘクタールにまで拡大した。これは東京ドーム約10個分の面積にあたる。5日夜には、現地当局が火事を消し止めたと発表した。
「ユグド=ヴァ国立公園」はロシア連邦コミ共和国内のウラル山脈北部に位置。1995年、隣接する「ペコラ=イリチ自然保護区」とともに「コミの原生林」としてユネスコの世界自然遺産に登録された。総面積は32,800 平方キロメートルで、ヨーロッパの原生林としては最大級だという。
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