共同調整センターは海上人道回廊を経由し、新たに2隻の船舶の通行を許可した。2隻はウクライナ南部のユジヌィとチェルノモルスクを出港し、5万9459トンの食糧を輸送する。これらの貨物船は1万1000トンの大豆に加え、4万8459トンのトウモロコシを輸送する。
イスタンブールで7月22日、ロシア、トルコ、ウクライナ、国連が、ロシア産農作物の輸出制限の解除や、ウクライナ産穀物の輸出におけるロシアの協力に関する合意に署名した。この合意は、オデッサなど3港から黒海経由でウクライナ産穀物、食料、肥料を輸出するというもの。国連の試算によると、これにより計約2300万トンの穀物が世界市場に供給される見込み。
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