ウィリアムズ選手は、8月8日にトロントで開催のナショナル・バンクオープンでスペインのヌリア・パリサス=ディアス選手を破り、14カ月ぶりの勝利を手にした。ウィリアムズ選手は昨2021年の夏から活動を休止し、ウィンブルドンで復帰したものの、すぐに負けを期していた。
「これはトンネルの終わりに見える光だと思う。光に近づいているのかは私にはわからない。ここ数か月の私にとってはそうだ。この光にたどりつく時を待ち望んでいる」
光が何を指しているのか、という問いにウィリアムズ選手は「自由」と答えた。
セリーナ・ウィリアムズ選手はテニスを愛しているものの、「永遠にプレイ」はできないと言い足した。「だから、その瞬間をエンジョイし、出来る全てを見せるために、出せる限りの力を出さねばならない時もある」
セリーナ・ウィリアムズ選手は女子テニス協会(WTA)で73のタイトルを勝ち取り、319週の世界案く1位保持期間を持つ。
全豪オープン、ウインブルドンでそれぞれ7勝、全仏オープン3勝、全米オープン6勝のほか、五輪でもシングルで金、ダブルスでは3冠のタイトルを持っている。
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