中国 IAEAの枠内でAUKUSに関する特別委員会の設置を求める

中国外務省のリ・ソン軍縮大使は核拡散防止条約(NPT)運用検討会議の枠内で、米英豪軍事同盟のAUKUSパートナーシップに関するあらゆる懸念に対処するため、中国は国際原子力機関(IAEA)内に特別委員会の設置を希望すると明言した。
この記事をSputnikで読む
リ軍縮大使は、「AUKUSは、3カ国だけの問題ではなく、その3カ国とIAEA事務局の問題でもない。リスクは高く、この問題は、(NPT)運用検討会議の枠組みの中で、包括的に十分に透明性のある議論をする必要がある」と述べている。
リ軍縮大使は、各国の立場も懸念も異なるため、議論は必要だと強調した。
アジア太平洋地域でNATOの利益を促進するためにAUKUSを利用する傾向がある = ラブロフ外相
また、リ軍縮大使は、懸念が適切に解決されるまで、米国、英国、オーストラリアはAUKUSパートナーシップに加盟すべきではなく、IAEA事務局も関連の安全対策を議論すべきではないと補足している。
コメント