新型コロナウイルス

北朝鮮 金正恩総書記が高熱 妹・与正氏「兄は一瞬たりとも横になれなかった」

北朝鮮の金正恩労働党総書記の妹、金与正党副部長は、北朝鮮で「発熱」が流行した際に兄が深刻な病状に陥ったと明らかにした。英紙「ガーディアン」が報じている。同紙は、与正氏の発言は、正恩氏が新型コロナウイルスに感染した可能性があることを意味したものではないかと指摘している。
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与正氏は「兄は高熱に苦しみ、重い症状だったが、防疫戦の中で看病しなければならない人々のことを思い、一瞬たりとも横になることができなかった」と語っている。
2022 年 5 月、金総書記は北朝鮮が新型コロナウイルスのために「突然」緊急事態に陥ったと発表した。北朝鮮は、金総書記の指示により「最大非常防疫体系」の中で、ウイルスの拡散を阻止し、できるだけ早く「感染源を根絶する」ため、全ての市・郡での都市封鎖を導入していた。
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一方、正恩氏自身は、北朝鮮は新型コロナウイルスによる死者数を最小限に抑え(公式死者数は74人)、ウイルスとの闘いに勝利したと宣言した。
これより前、北朝鮮政府は、もし韓国当局が「新型コロナウイルスを北朝鮮に持ち込め」ば、韓国当局を壊滅させると脅していた。
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