英オックスフォード大学の研究者らは今回、被験者の約3万2000人が通常の塩の代わりに塩化カリウムを摂取したという臨床試験について調べた。
その結果、地域、年齢、性別、体重、血圧などの要因に関係なく、すべての被験者の血圧が低下することが分かった。また、代替品の摂取による好ましくない副作用は認められなかった。
臨床試験では被験者が塩から代替品の摂取に切り替えると、心臓発作、脳卒中の発症リスク、早死にのリスクが11%低減していた。また、慢性の心血管病を発症するリスクは13%まで低下していた。
スプートニクは以前、中国武術「太極拳」の練習に取り組むと、脳卒中を引き起こした患者の状態が改善されるという研究について報じた。
関連記事