ロイター通信によると、ESAのジョセフ・アシュバッハー事務局長は、「ソユーズ」の代替え手段の候補について次のように明かした。
「スペースXという選択肢は明らかだが、もう一つの可能性として日本もある。日本は次世代ロケット第1号の打ち上げを待っている」
現時点では第1候補は「スペースX」だが、日本のほかにインドという選択肢も検討されているという。アシュバッハ―会長は「バスの乗り換えのようにはいかない」と述べ、技術的側面や安定性を慎重に検討して決定する考えを示した。
また、今回の一件を「モーニングコール(目覚ましコール)」と呼び、「これまではロシアに頼りすぎていた」と指摘。欧州の宇宙事業の能力と独立を強めることの重要性に気づかなくてはならないと強調した。
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