ニューズウィークによると、ウクライナに供与した誘導ミサイルは多く見積もっても3~4ヶ月後には尽きるという。米軍の中には1か月近くで弾薬を使い切ると判断してる者もいるとのこと。元大佐によると、米軍の備蓄そのものが減少していることから、ある時点で米国はハイマース用の誘導ミサイル供給を制限せざるを得ない瞬間が来るという。
米国では2004年以降、ハイマース用の誘導ミサイルを5万発近く製造してきた。今年度の会計予算だけで米軍は5800発近くを購入したと言う。そのため、元大佐はウクライナに2万5千発から2万8千発の誘導ミサイルを供与したと分析している。これは全体の3割に相当し、対戦車用のスティンガーミサイルやジャベリンミサイルも同様の状況にあると分析している。
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