中国外務省、日米に朝鮮半島をめぐる緊張を高めないよう求める

中国外務省の汪文斌報道官は16日の記者会見で、米国、日本、韓国は軍事演習の実施を含む自国の行動に慎重さを発揮し、朝鮮半島をめぐる緊張を高めたり、全当事者の相互信頼を損なう行動をやめる必要があると述べた。
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米国防総省は先に、米海軍、日本の海上自衛隊、韓国海軍が8月8日から14日にかけてハワイの太平洋ミサイル試射場沖合で実施された合同軍事演習「パシフィック・ドラゴン」において、ミサイル警戒及び弾道ミサイル探知・追尾訓練に参加したと発表した。
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汪氏は、中国は演習について何らかの形で同国を念頭においていると考えているかという質問に対し「この軍事演習はどこの国を念頭に置いているか?それについては米国側に尋ねたほうがいい」と答えた。
また汪氏によると、中国側はしかるべき合同軍事演習と、北朝鮮がこれについて繰り返し懸念を表明していることに注意を払った。
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汪氏は「(朝鮮)半島の平和と安定の維持は、関係する全当事者の共通の利益となり、全当事者が互いに対して善意を示し、互いに歩み寄ることを求めている」と述べた。
汪氏はまた、過去の演習が朝鮮半島情勢に与えた悪影響を十分に重視するべきだと指摘した。
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