アブドラヒ氏はまた、国際システムや責任ある国際機関は自身の責任の範疇において行動することへの期待を表明した。その際、イランは地域・世界の諸民族の抑圧や占領に対抗するという原則および価値を決して諦めることはない、とした。
「我々は、我が国の防衛力は他国を脅かすものではないと確信をもって言えるし、その観点から、この道を、我らが国民の求めるままに堂々と歩み続けることができる」
アブドラヒ氏は演説の中で、米国政府はロシアおよびウクライナの国民に対し、損害を賠償しなければならないとも述べた。
モスクワでは16日、第10回国際安全保障モスクワ会議が開幕した。同フォーラムでは世界・地域安定性に関する諸問題、さらにアジア、アフリカ、中東、南米、欧州における安全保障の様々な局面が協議される。参加者は700人を超え、各国の国防相、参謀長、軍事当局の代表団、専門家機関の代表、国際機関の代表などが顔を揃える。
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