「Irrawaddy」によると、スーチー氏は土地貸与の慈善基金の活動に関連して、4つの汚職の罪で計6年の禁固刑を言い渡された。ミャンマー軍事政権側はこれまでに13の汚職事件を含む20の事案でスーチー氏を立件しており、これから出る判決も含めると最長で164年の禁固刑を課す可能性があるという。
ミャンマーでは昨年2月に国軍によるクーデターが発生後、非暴力民主化運動の旗手として知られ、クーデター前の国民民主連盟(NLD)政権の実質的な指導者だったスーチー氏は拘束された。7月にはアウンサンスーチー氏の側近を含む民主活動家4人が処刑されるなど、軍事政権による圧力が強まっている。
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