米国がウィキリークスの創設者アサンジ氏を密かに暗殺する可能性も=ピンク・フロイドの創設者

英国のピンク・フロイドの創設者ロジャー・ウォーターズ氏は、米国政府が秘密裏にウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジ氏を暗殺する可能性があると表明した。
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ウォーターズ氏は米ワシントンでの集会で「ジュリアンはまだベルマーシュの刑務所にいる。彼は米国に引き渡される途中だ。米国政府は彼を密かに殺すことができる」と語った。
報道によると、ワシントンの米国司法省の前に数十人が集まった。群衆の中のウォーターズ氏と他の人々は「アサンジを解放せよ!」と唱えた。
ウォーターズ氏は「あなたにできることは、黙らないことだけだ」と強調した。
これより前、国連がウィキリークスの創設者の米国への身柄引き渡しで状況の進展を監視していると報じられていた。
6月17日、英国内務長官プリティ・パテル内務大臣はアサンジ氏の米国への引き渡しを承認した。
ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏の運命が再び危機に

ウィキリークス創始者アサンジ事件

アサンジ氏は米国がアフガニスタン、イラクでの軍事作戦で行った違法行為についての機密情報を暴露し、世界的な知名度を得た。アサンジ氏は軍事作戦で殺害された一般市民についてやキューバのグアンタナモにある米国の収容施設の拘束条件についての資料をリークしたことでも知られている。
アサンジ氏は2012年6月からロンドンにあるエクアドル大使館に身を寄せてきたが、2019年4月11日朝、米国の要請で逮捕されて以来、厳格な体制で知られるベルマーシュ刑務所に収監されている。米国はアサンジ氏に対して新たに、スパイ法違反、機密情報の暴露など17項目の起訴状を突き付けており、米国への引き渡しが実現する場合、175年の禁固刑が科せられる恐れがある。
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