台湾、最新鋭の戦闘機をメディアに披露

台湾国防部(国防省)は17日、中国人民解放軍による台湾周辺での軍事演習が増加し、中国の軍機や軍艦が台湾に接近する中、最新鋭のF16V戦闘機をメディア向けに披露した。中央通信社が17日に報じた。
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報道によると、台湾軍は台湾の東海岸にある花蓮空軍基地で空軍の戦闘即応訓練を実施し、招待したメディアに米国製の対艦ミサイル「ハープーン」と中距離空対空ミサイル「AIM-120アムラーム」をF16V戦闘機に搭載するプロセスを披露した。
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中国国防省の呉謙報道官は15日、マーキー米上院議員率いる米議員団が2日間の日程で台湾を訪問したのを受け、中国軍が再び台湾周辺で軍事演習とパトロールを行っていると発表した。台湾国防部は17 日、中国人民解放軍が航空機21機と軍艦5隻を台湾に向かわせたと発表した。台湾国防部の孫立方報道官は先に、中国の連日の軍事演習や挑発行為は台湾軍にとって戦闘訓練に磨きをかけるいい機会だと述べた。
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