「放射能事故という最悪のシナリオにおいては、放射性物質が数百キロにわたって拡散すると予測される」
同中将は、特に、現在ウクライナが定期的に行っている砲撃により、ザポリージャ(ザポロジエ)から放射性物質が放出された場合の予測分布を示したマップを紹介した。それによると、放射性物質は、ドイツとポーランド、ルーマニア、スロバキア、ベラルーシ、モルドバといったウクライナに隣接する西側諸国領内にまで到来する恐れがある。
国防省によると、ウクライナの砲撃状況が悪化し続けた場合、第 5 および第 6 号機のユニットをコールドリザーブの状態とする問題が検討される可能性があり、それはザポリージャ(ザポロジエ)原子力発電所の停止を意味する。