ミャンマーで拘束の久保田徹さん 別容疑でも訴追の可能性

7月末にミャンマーで拘束され、入国管理法違反などの疑いで訴追された日本人ジャーナリストの久保田徹さん(26)について、国軍は別容疑でも訴追を検討していると明かした。NHKが報じた。
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久保田さんは7月30日、同国最大都市ヤンゴンで抗議デモを撮影していたところを治安当局に拘束された。その後、入国管理法違反などの疑いで訴追され、16日に非公開で裁判が行われた。

久保田さんについて、国軍報道官は17日に会見を開き、電子通信に関する法律にも違反した疑いがあるとして、追加の訴追を検討していると明らかにした。
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また報道官は、「解放されるかどうかは、法律の手続きに基づく」と述べた。
現地の日本大使館は外交ルートなどを通じ、久保田さんの早期解放に向けて働きかけを行っているが、裁判が今後も続けば、拘束はさらに長引くおそれがあるという。
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