日本、NATO代表部を独立化へ 在ベルギー大使館兼轄から

日本外務省はNATO(北大西洋条約機構)日本政府代表部を、これまでの在ベルギー日本大使館兼轄から独立させる方針を固めた。これにより代表部の地位も上がることになる。21日に産経新聞が報じた。
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NATO代表部独立に伴い、2023年度(令和5年度)の同省の概算要求は7961億円となることも明らかになった。国際情勢が不安定になる中、NATOとの連携を強化する必要があると判断されたため今回の決定に至った。
日本のNATO代表部は2018年夏、在ベルギー日本大使館の中に開設。代表部の大使は駐ベルギー大使が兼任している。
今年6月末、岸田首相はスペインで開催されたNATO首脳会議に日本の首相として初めて出席した。
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