タイの憲法裁判所 首相の職務を一時停止に

タイの憲法裁判所は24日、プラユット・チャンオチャ首相の職務を一時停止する命令を下した。プラユット首相は2014年に当時の政府に対して軍事クーデターを起こして以来、政権を握っている。ロイターが報じている。
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これより前、同国の野党は今月にプラユット首相の8年の任期が満了すると憲法裁判所に訴えていた。この訴えに対する最終的な判決がいつなされるかは分かっていない。
この事態を受け、プラウィット・ウォンスワン副首相が同国の暫定首相を務めるとみられている。
2014年8月24日、プラユット氏はタイの国王ラーマ9世の任命を受け、首相に就任した。そのため野党は、プラユット氏の任期がこの日から開始したとみている。与党側は、プラユット氏は改憲後初の選挙となった2019年以降、首相を務めていると主張している。2017年、同国の基本法には、首相の任期は8年までとの制限が設けられた。
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