「今日はソ連からのウクライナ独立から31周年。この日はウクライナのユニークで独創的な歴史、文化、言語を記念する日だ。そして、この日はウクライナが自由で独立した主権国家であり、国際法やヘルシンキ宣言に基づいて外交や安全保障における自己決定権を持つことをロシアに思い出させる日だ」
EUは声明でこのように表明し、ウクライナ支援を続けていく構えを示した。
また、NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長もウクライナに対し「必要なだけのNATOからの支援を期待してもらっていい。強い独立ウクライナは欧州・大西洋地域の安定の生命線だ」と表明し、更なる軍事的支援を示唆した。
一方で、長引く紛争や対露制裁による経済的混乱で西側世論は「ウクライナ疲れ」に傾いている。英紙「ガーディアン」は「ウクライナは今冬、エネルギー危機に陥った西側諸国から裏切られ、後ろから刺される可能性がある」と指摘していた。
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