ドネツク人民共和国の自警団 - Sputnik 日本, 1920, 31.01.2022
ウクライナでの露特別軍事作戦
ロシアは2022年2月24日、ウクライナで軍事作戦を開始した。プーチン大統領は、その作戦の目的を「8年間ウクライナ政権によって虐待や大量虐殺にさらされてきた人々を守ること」だと述べた。プーチン大統領は、この目的のために「ウクライナの非軍事化と非ナチ化」を計画していると語った。西側諸国は、特別作戦に関連して、ロシアに対する新たな厳しい制裁を発動した。

ウクライナ、冬にエネルギー危機の西側諸国に背中を刺される?=英紙

© AP Photo / Efrem Lukatsky西側諸国、エネルギー危機で冬にウクライナの背中を刺す?=英紙
西側諸国、エネルギー危機で冬にウクライナの背中を刺す?=英紙 - Sputnik 日本, 1920, 16.08.2022
サイン
「ウクライナは今冬、エネルギー危機に陥った西側諸国から裏切られ、後ろから刺される可能性がある」-英紙「ガーディアン」の論説委員のサイモン・ティスダル氏はこう予見し、最近の西側諸国のウクライナ危機に関するレトリックがより一層現実から乖離していると指摘する。

「都合の悪い、騒然な問いが浮かびます。ウクライナ人は今冬、背後からの攻撃に備えるべきでしょうか。燃料価格や食料、生活費の高騰による紛争への(西側諸国の)世論の怒りは憂慮を凌駕し、パニックに近くなっている」

ティスダル氏はこのように述べ、ロシアがガスパイプラインの栓を閉めれば、欧州の団結は崩壊するだろうと指摘する。
中国と米国の旗 - Sputnik 日本, 1920, 15.08.2022
すでにウクライナで戦っている米国は中国との戦争を決断しない=フィガロ紙
ティスダル氏によると、米国は欧州連合(EU)諸国や英国とともにウクライナにおけるロシアに対する勝利を戦略的目標として掲げている。だが、北大西洋条約機構(NATO)が介入する姿勢をみせていないなか、勝利の現実性は不透明だという。

「ジョンソン英首相は、その大げさで熱狂的な発言とは裏腹に、米国の戦争を避ける姿勢を盾に身を隠している。マクロン仏大統領やショルツ独首相も同様だ。こうした一致をみるに、彼らはロシアを負かすという目標の達成可能性だけでなく、もはや妥当性さえ信じていないのではないかという疑いが生じる」

ティスダル氏は、こうした状況では紛争解決のいずれの選択肢も、ウクライナの現政権にとってネガティブなものとなると指摘する。今後、キエフは欧州からの停戦と和平対話を求める圧力に直面するという。なぜなら、それが「欧州の経済的痛み」を和らげるからだ。
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