同紙によると、沈没したヨットは英海外領土ケイマン諸島船籍の「サーガ」で、ロシアの石炭産業の実業家ゲンナジー・アイワジャン氏が所有している。
伊沿岸警備隊によると、事故は数日前に南部・カタンザーロ近くの沿岸から9海里(約16.6キロ)沖合のイオニア海上で発生。ヨットは伊半島最南端のサレント半島のガッリーポリを出港し、シチリア島のミラッツォに向けて航行していた。
また、沿岸警備隊は悪天候と時化により船体が右に傾いていき、短時間で沈んでいくヨットを浅瀬に誘導することが不可能だったと説明している。
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