米国は24日、ウクライナに対する総額30億ドルに上る巨額の軍事支援を発表。内容としては、ウクライナへの米製中高度防空ミサイルシステム「NASAMS」6基、155ミリ砲弾24万5千発分、120ミリ迫撃砲弾薬6万5千発分、U24対砲台レーダー、無人航空機(UAS)抑制システム、支援機器、対無人機システム「ヴァンパイア」、レーザー誘導ミサイルシステムの供与、さらに軍人訓練・支援費用が含まれる。
コリン・カール米国防総省次官(政策担当)によると、新たな支援パッケージは長期を想定しており、今回の武器供与リストには、ウクライナに供与されるのは1-3年後になるものも入っているという。
いずれにしても「特別軍事作戦は計画に基づき進んでおり」ロシアは時間を追っているわけではない、とポリャンスキー氏は述べた。
「我々はできる限り多くの人員、民間人の命を守ろうとしている。そのため我々は非常に選択的であり、民間インフラを標的にしていない」
一方で同氏は、ロシアには強敵がいると強調する。すなわちNATO諸国は「最後のウクライナ人になるまで、ウクライナ人の手で、ウクライナで対ロシアの代理戦争を繰り広げている」とした。