これよりも前、同国の通信労働組合は2%の賃上げを提案していた。ロイヤル・メールの労働者らは、この提案を拒否。この提案は不十分なものであり、「まともな」賃金に関心があると主張した。
ロイヤル・メールの職員は、同社の2021年の利益が7億5800万ポンド(1230億円)であることと、株主への配当金が4億ポンド(650億円)であることに不満を抱いたという。通信労組のウォード書記長によれば、職員は記録的なインフレと生活費の危機による生活水準の低下を我慢するつもりはない。これに先立ち、通信労組の組合員97.6%が8月26日と31日、9月8日と9日に行われるストライキの実施に賛成票を投じた。