ウクライナでの露特別軍事作戦

エジプトの政治学者、ウクライナでのロシアの進軍の遅れを説明

ロシア・ニジェゴロド国立大学国際関係世界史研究所の助教授で、ロシア・ウクライナ関係問題のエキスパートであるエジプトの政治学者アムル・エルディブ氏は、ロシアは現代の西側のあらゆる兵器に対抗する力を有しているが、それを抑制するいくつかの要因があると述べた。
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エルディブ氏はリア・ノーボスチ通信からの電話取材に対し、このような考えを明らかにした。
「ロシアは超大国として、実際、現代の西側のいかなる兵器にも対抗することができるが、ロシアには考慮すべき複数の要因がある。というのも、ウクライナがロシアに対して本当の戦争を行ったとしても、ロシア政府はウクライナ市民の犠牲者を最小限に抑えるため、特別軍事作戦の原則を忠実に守りつづけているからだ」
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またエルディブ氏は、米国はウクライナ危機が長引くことに関心があるのは疑いようのないことであり、それを達成するための古典的なアングロ・サクソン人のやり方は、資金や近代的な兵器などの物質援助をできるだけ多く行うことだとも指摘した。
「ウクライナの戦場に大量の兵器を派遣することは、民間人の犠牲者を増大させることを意味し、また西側の軍事力を増強させるための大きなモチベーションになっている。つまり、現在起こっているのは悪循環であり、このプロセスは残念ながら、今後も長く続く可能性がある」
エルディブ氏はさらに、ウクライナ危機が世界戦争につながる可能性があることは明らかであり、これはまったく誇張ではないと主張した。
「米国が1980年代のアフガン戦争と同じシナリオを用いれば、第三次世界大戦につながる可能性もある。ロシアは現在、1980年代のソ連よりも強力であり、ロシア政府は、西側の挑発がアフガン戦争と同様の結果をもたらすようなシナリオを用いることを許さない。西側の兵器をウクライナに譲渡するプロセスはロシアの国家安全の真のレッドラインを超えてはいない」
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