新型コロナウイルス

新型コロナの後遺症、米国で最大400万人が働けず

米ブルッキングス研究所は新型コロナウイルスに感染したあと息が続かないなどの後遺症に苦しむ人の数が国内だけで約1600万人にのぼり、このうち最大で400万人が仕事ができない状態に陥っているという分析を発表した。NHKが報じた。
この記事をSputnikで読む
ブルッキングス研究所が24日に発表した報告書によると、国内では現在、18歳から65歳までのおよそ1600万人が、新型コロナに感染したあと、息が続かない、頭に霧がかかったような症状が出るなどの後遺症に苦しんでいるという。
新型コロナウイルス
オミクロン株は新型コロナ後遺症を引き起こす可能性が低い
また、このうち労働力全体の1.8%にあたる、200万人から400万人が仕事をすることができない状態に陥っていて、経済的な損失は最大で年間2300億ドル(約31兆円)にのぼると指摘している。患者が毎年10%ずつ増え続けると10年後の経済的な損失は5000億ドル(70兆円)近くになる見通し。
関連ニュース
モデルナ、新型コロナウイルスワクチン巡る特許侵害でファイザーとバイオエヌテックを提訴
世界人口の3分の1がコロナ・ワクチン未接種 WHO事務局長
コメント