ブルッキングス研究所が24日に発表した報告書によると、国内では現在、18歳から65歳までのおよそ1600万人が、新型コロナに感染したあと、息が続かない、頭に霧がかかったような症状が出るなどの後遺症に苦しんでいるという。
また、このうち労働力全体の1.8%にあたる、200万人から400万人が仕事をすることができない状態に陥っていて、経済的な損失は最大で年間2300億ドル(約31兆円)にのぼると指摘している。患者が毎年10%ずつ増え続けると10年後の経済的な損失は5000億ドル(70兆円)近くになる見通し。
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