NHKの報道によると、29日午後3時すぎ、海上保安庁の測量船「平洋」が日本の排他的経済水域である長崎県五島列島の女島から北西110キロの付近で海底地形などの調査を行っていたところ、韓国海洋警察庁を名乗る船から無線で「韓国の海域での調査は違法である。調査をやめ、ただちに退去せよ」と調査を中止するよう要求された。
これに対し、海上保安庁は「日本の排他的経済水域で、正当な調査活動をしている。ただちに中止要求をやめ本船から離れよ」と回答した。
韓国海洋警察庁の船による中止要求は、29日深夜にかけて1時間〜1時間半おきに7度繰り返されたという。
海上保安庁によると、韓国海洋警察庁の船からの中止要求は2021年1月以来で今回が4回目。
海上保安庁は、18日から行っている周辺海域の調査を予定通り続けるという。
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