訓練には、新潟県、刈羽村、陸上自衛隊、刈羽村の住民12人が参加した。
NHKによると、29日夜に刈羽村が防災無線で避難指示を出すと、住民12人が広場に集合し、村の職員から甲状腺の内部被ばくを抑える「安定ヨウ素剤」を受け取った後、自衛隊のヘリコプターに乗り込み、10分ほど上空を飛行して広場に戻った。
新潟県の佐久間豊副知事は「今回の訓練も外部から評価してもらい、原子力災害が起きた際の県の避難計画に反映させ、実効性を高めたい」と語った。
先に、脱炭素を目指す日本は、2023年夏以降に国内の原発計7基の再稼働を目指す方針だと報じられた。
東京電力柏崎刈羽原発は、新潟県の柏崎市と刈羽村にまたがって位置し、総敷地面積は420万m2で、東京ドーム約90個分に相当する。合計7つの発電設備があり、総出力は821万2千kWで、1つの発電所としては世界最大級。