日本 香川県のゲーム条例は合憲 原告の訴えを退ける

日本の香川県出身の大学生とその母親が、子どものインターネットやゲーム依存対策として利用時間の目安を定めた香川県の条例は「憲法違反だ」として訴えていた裁判で、高松地裁が原告の訴えを退ける判決を下した。朝日新聞が報じている。
この記事をSputnikで読む
香川県が2020年に施行した条例は、18歳未満の子どものコンピューターゲームの利用時間の目安を平日は60分、休日は90分まで、スマートフォンの使用は午後9時または10時までを目安として、保護者に守らせる努力義務を定めている。
中国ビデオゲームメーカー 「女性的男性」や不適切なコンテンツのゲームは製造しないと約束
原告は、条例の科学的根拠は不明であり、「基本的人権を必要以上に制限され、憲法13条の幸福追求を侵害された」と訴えていた。
TBSニュースによると、高松地裁は、過度なオンラインゲームの使用は社会生活上で問題を引き起こす可能性が指摘されていると述べた上で、条例は努力目標であり、制約は非常に小さいとして、この条例は合憲とし、原告側の訴えを退けた。
関連ニュース
コンピュータゲームは精神疾患治療として効果=アイルランド科学財団
ビデオゲームと暴力的な行動に因果関係はあるのか?=専門家に聞く
コメント