ウクライナでの露特別軍事作戦

ウクライナ 米兵器ハイマースの木製レプリカ制作、かく乱狙いか=WP

ウクライナ軍が「ロシア軍を欺く」目的で、米国製の多連装ロケット発射システム「ハイマース」の木製レプリカを製造している。米紙「ワシントン・ポスト」が、無名の情報源とレプリカの写真を引用して報じている。
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同紙によると、ウクライナが作った囮(おとり)は木でできているが、黒海で巡航ミサイルを運搬する軍艦に位置情報を送信するロシアの無人機のレンズは、本物と囮の「ハイマース」の見分けがつかなくなることがあるという。
一方で、ロシア国防省は、「ハイマース」や同システムに搭載するロケット砲を保管する倉庫を破壊したと繰り返し発表している。
米国は現在、射程80キロの誘導ロケット弾と「ハイマース」約22基をウクライナに供与している。
特別軍事作戦はいつ終わるのか、そしてなぜ東と西の間で合意は達成されないのか?
ロシアはこれよりも前、ウクライナへの武器供与をめぐって北大西洋条約機構(NATO)の加盟国に書簡を送った。ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ウクライナ向けの武器が積載された貨物は、ロシアにとって正当なターゲットになると述べている。また、ロシア外務省は、NATO加盟国がウクライナに武器を供給することで「火遊び」をしていると指摘している。さらに、ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、西側からウクライナに武器を送り込むことは、ロシアとウクライナの会談の成功に寄与せず、マイナスの効果をもたらすとの考えを示している。
ロシア連邦安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長は、多連装ロケット発射システム「ハイマース」は、ロシアにとってまだ大きな脅威にはなっていないが、ロケット砲が300〜400キロメートル飛行するのであれば、ロシアにとって直接的な脅威になると述べている。
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