ショルツ首相は市民との対話で次のように発言した。
「何よりもまず、エネルギー燃料を十分に確保する必要がある。それは石炭、石油、ガスである。そして何かの不足がないようにすることが重要である。ロシア、ノルウェー、オランダ、そして西側方面を通して少しずつ他の供給源を持つ必要がある。しかし仮にロシアが供給を中止し、もちろんロシアは常に削減してきているのだが、その場合に我々はノルウェー、オランダ、そして西側方面から供給を拡大できる」
ショルツ首相によると、現在政府は北海、バルト海に面した地域にLNG用のターミナルを開発しているという。また天然ガス用のパイプラインも新たに開発しており、これにより追加でガスを輸入できる仕組みづくりを整えている。稼働開始は2023年1月と予定されている。
政府が決断した困難な措置のひとつに火力発電の再開があるという。あらゆる措置を講じたことでショルツ首相は恐らく今年の冬を乗り切れると市民に説明した。
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