国連総会に出席するロシア代表団へのビザが未発給 国連事務総長に米国への働きかけを要請

9月20日から米ニューヨークで開催される国連総会のハイレベル会合について、出席を予定しているロシア代表団へのビザが未発給であることが判明した。ロシアのワシリー・ネベンジャ国連大使は、米国にビザ発給を働きかけるよう国連のアントニオ・グテーレス事務総長に要請した。
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国連総会のハイレベル会合は9月20日から26日まで開催され、各国代表団が一堂に会する。ロシア代表団はセルゲイ・ラブロフ外相が団長を務める
ネベンジャ氏は、グテーレス氏に宛てた書簡の中で「9月1日現在、代表団56名のうち、米国への入国ビザを取得した者はいない」と記している。
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また「米国当局に対し、外務大臣の総会出席を取材するためニューヨークに滞在予定のロシア人ジャーナリストを含め、すべてのロシア代表団と同行者へのビザを速やかに発給するよう再度指示していただきたい」と要請している。
ネベンジャ氏は、ここ数ヶ月、米政府が国連の公式行事に出席を予定していた多くのロシア代表の入国ビザを一貫して拒否してきたことをふまえると、憂慮すべきだと指摘した。
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